安全装備を充実させ、より大きく進化したマツダのCX-5。
今回は、マツダCX-5の安全性能についてご紹介します。
マツダCX-5の安全性能 どんな安全装備がついているの?
引用:http://www.mazda.co.jp/beadriver/safety/support_car/
マツダCX-5にはどのような安全装備がついているのか解説していきます。
CX-5の安全装備は全グレードに標準でついているものと、対象のグレードのみ標準でついているものがあります。
全グレード標準設定の安全装備
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/grade/?link_id=sbnv#cx-5
全グレードに標準で設定されている安全装備をご紹介します。
■ドライバーにいち早く危険な状況に気づかせる安全装備
- 先進ライト
先進ライトはALHとHBCの2種類あり、グレードによっていずれかが標準装備となります。
ALH…左右に分割した12個のLEDを配置し、操作不要で自動点灯・消灯して夜間でも走行しやすい状況を作り出します。
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/safety/i-activsense1/
HBC…対向車を検知してハイビームからロービームに自動で切り替えする安全機能。
対向車がいないときは自動でハイビームに切り替わり、夜間の前方視界をサポートしてくれます。
- 車線逸脱警報システム
CX-5が車線を踏み越えそうと判断すると、振動とビープ音で警告。
車線を踏み越えそうな側から音がなるので、ドライバーは直感的に判断でき、素早い回避操作をすることができます。
- BSM&RCTA
BSM…約15km以上で走行しているとき、側方または後方から近づく車両を検知しドアミラーが点灯してドライバーに通知してくれます。
点灯状態でウィンカー操作すると、点滅と警報音で車線変更が危険であることを教えてくれます。
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/safety/i-activsense1/?link_id=sbnv
RCTA…車両を後退するとき、接近してくる人や車両を検知してドライバーに通知してくれます。
- ドライバー・アテンション・アラート
車両のスピードが65km/h超えになると作動し、ドライバーが疲弊していない状態での運転と車の動きを学習します。
そのデータに基づき、実際の運転状況と大きな違いが出た場合にドライバーに休憩をおすすめしてくれます。
■人的ミス・運転不可を軽減する安全技術
- アドバンストSCBS
時速80km以下で運転しているとき、前方の車両や人をカメラが検知し、ぶつかりそうになったときは表示とブザーで警報し自動でブレーキ制御を行い、衝突回避をサポートしてくれます。
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/safety/i-activsense2/?link_id=sbnv
- AT誤発進抑制制御(前進時・後退時)
ペダルを踏み間違えてしまった場合に、カメラと超音波センサーが前方の障害物を検知して誤発進と急加速を制御してくれます。
後退時も同様に作動します。
- スマート・シティ・ブレーキサポート
時速8km以下でバックするとき、超音波センサーが障害物を検知し衝突の危険性があると判断した場合に自動でブレーキ制御を行います。
- マツダ・レーダー・クルーズコントロール
ミリ波レーダーと単眼カメラで先行車との速度差・距離を計測し、設定した車間距離を維持するよう調整するシステムです。
先行車が停止(0km)している場合でも対応してくれます。
再発進はドライバーの操作で行い、その後は先行車の速度に合わせて走行します。
■事故衝突被害を軽減する安全技術
- SKYACTIV-BODY
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/safety/basic/?link_id=sbnv
前面・側面・後面からの衝突による衝撃を効率的に吸収・分散してドライバーへのダメージを最小限に抑えてくれます。
- SRSエアバックシステム、カーテン
運転席と助手席にはSRSエアバッグシステム、側面にはエアバッグシステムカーテンとフロントサイドを装備し、衝突時の衝撃を軽減してくれます。
- 高機能シートベルト
衝突の初期段階で安定性と高い拘束性を発揮し、ドライバーが前面へ飛び出すことを防ぎます。
ベルトの締め忘れ時の通知、追突時の衝撃緩和、後席乗員滑り込み防止機能も備わっています。
- ヒル・ローンチ・アシスト
坂道発進時に車両が後ろに下がるのを抑制し、スムーズな発進をサポートしてくれます。
坂道でバックする場合も作動します。
- エマージェンシー・シグナル・システム
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/safety/basic/?link_id=sbnv
急ブレーキ時に55km以上のスピードが出ているときにハザードランプが自動で拘束点滅し、後続車へ危険を促します。
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- プロアクティブ・Lパッケージ・Exclusive Mode標準設定の安全装備
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/grade/?link_id=sbnv#cx-5
■ドライバーにいち早く危険な状況を気づかせる安全装備
- 交通標識認識システム
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/safety/i-activsense1/?link_id=sbnv
単眼カメラで交通標識を読み取り、速度制限・一時停止・進入禁止などをディスプレイに表示します。
制限速度を超えて走行している場合は、点滅とブザーで注意を促します。
■人的ミス・運転不可を軽減する安全技術
- レーンキープ・アシスト・システム
カメラが道路の白線を検知し、車両が車線から外れるのを防ぐためにステアリングをアシストします。
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- Exclusive Modeにのみ標準設定の安全装備
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/grade/?link_id=sbnv#cx-5
Exclusive Modeにのみ標準搭載される安全装備が360°ビューモニターです。
マツダ車としては初搭載されたもので、かなり優れておりCX-5にこそ必要と言えます。
- 360°ビューモニター
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/safety/i-activsense1/?link_id=sbnv
CX-5の前後左右に4つのカメラを装備し、車両を上から見たような映像をセンターディスプレイに表示。
アラートとパーキングセンサーで物や車両を検知して警報音で知らせるとともに、目では直接確認するのが難しい箇所の安全確認をサポートしてくれます。
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/safety/i-activsense1/?link_id=sbnv
CX-5のような大きな車を運転するのが不安という方にとっては、360°ビューモニターは大変便利です。
- 狭い場所での駐車
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/safety/i-activsense1/?link_id=sbnv
シフトレバーを「R」に入れるとモニターが切り替わり、リアビューとトップからの俯瞰映像を表示してくれます。
車周囲の全体が映るので位置・向き・障害物との距離をひと目で把握することができます。
前方との距離感も把握できるので、狭い駐車場でも安心して駐車できます。
- T字路への進入
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/safety/i-activsense1/?link_id=sbnv
見通しが悪い道の安全確認をサポート。
フロントワイドビューのカメラによって約25m先まで移し、ドライバーの不安を減らしてくれます。
ロングノーズのCX-5にはうってつけの安全機能です。
- 狭い道でのすれ違い
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/safety/i-activsense1/?link_id=sbnv
車の側方を左右同時にモニターに表示し、対向車や路面状況を把握できるので狭い道でも安心安全な運転ができます。
- バックでの出庫
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/safety/i-activsense1/?link_id=sbnv
車をバックで駐車場から出るとき、後方確認をサポートしてくれます。
目視では見えにくい人や車を確認することができ、安心安全に出ることができます。
CX-5の自動ブレーキの安全性は高い?第三者機関による公平な評価を紹介
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/safety/i-activsense2/
車を購入する上で重要な要素となっている安全装備の1つ、それが自動ブレーキです。
CX-5も自動ブレーキが備わっていますが、その安全性はどうなのでしょうか?
ディーラーのセールスマンは、当然ながら自社の車を買ってもらいたいわけですから性能が高いことをアピールしますが、信憑性に欠けますよね。
そこで参考にしたいのが、国土交通省と自動車事故対策機構が毎年発表しているJNCAPです。
JNCUPとは、ユーザーがより安全な車を選べるために、自動車メーカーにはより安心・安全な車の開発を促すために行っている安全性能の評価試験です。
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/safety/i-activsense2/
JNCUPによる安全性能の評価は3種類あります。
- 自動車アセスメント
- 予防安全性能アセスメント
- チャイルドシートアセスメント
自動ブレーキの技術や安全性は、予防安全性能アセスメントで評価されます。
試験項目は4つです。
- 対車両被害軽減ブレーキ(32点満点)
- 対車両被害軽減ブレーキ(25点満点)
- 後方視界情報(6点満点)
- 車線逸脱抑制(16点満点)
被害軽減ブレーキは、車両と歩行者に対しブレーキがどれだけ機能するかという試験。
後方視界情報は、後方視界の視認性が評価されます。
車線逸脱抑制は、ステアリングとブレーキを自動で制御し、「車線内でとどまることができるか」「はみ出した場合は車線内に戻すことができるか」という機能を評価する内容です。
CX-5の自動ブレーキ評価は「3位」
引用:http://www.mazda.co.jp/beadriver/cockpit/safety/kids_2016/
2017年度予防安全性能アセスメントにおいて、CX-5の自動ブレーキ等の審査結果は「3位」を獲得しています。
1位、2位は日産のノートとマツダのCX-8です。
点数の内訳は次のとおりです。
(カッコ内は感覚的にわかりやすいよう100点満点で換算した得点です)
合計78.5点(99,4点) ASV++
- 対歩行者:24.5点
- 対車両:32.0点
- 後方視界:6.0点
- 逸脱抑制:16.0点
ASVは「先進安全自動車」を意味し、12点超えで「+」、46点超えで「++」となります。
+が多いほど先進安全自動車として優秀であることを示します。
以上のことから、CX-5の自動ブレーキは安全性が高いことがわかりますね。
CX-5オーナーによる安全性の口コミをご紹介
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/design/?link_id=sbnv
最後に、CX-5オーナ達の安全性に対する評価・口コミをご紹介します。
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4)まとめ
マツダCX-5は、先進安全技術を搭載し2017年度JNCUPにおいて予防安全性能、衝突安全性能ともに高い評価を得ており、安全性能でも魅力的な車です。
先進安全技術が全車標準装備している点もありがたいですね。
万が一のときのことも考え、安全性能の高いCX-5の購入を検討してみてはどうでしょうか。