マイナーチェンジを行い、さらなる進化を遂げたマツダの新型車であるCX-5。
車好きの方の中には買い替えを検討している方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では車を選ぶ際に最も重要な点であると言っても過言ではないCX-5の燃費について
- CX-5ディーゼル車の実燃費
- CX-5ガソリン車の実燃費
- CX-5の燃費悪化の原因
という内容にてお届けしていきます。
CX-5のディーゼル車、ガソリン車それぞれの燃費について紹介するこの記事は、CX-5が気になる!という方にとって一読の価値がある記事となっています。
詳しい内容が知りたい、という方はぜひこの記事を読んでみてください!
1、CX-5ディーゼル車の実燃費
引用:https://response.jp/article/2018/04/17/308620.html
マイナーチェンジを行い新型モデルとなったCX-5ディーゼル車の実燃費は、以下のようになっています。
駆動方式がFFの場合:14.39km/L
駆動方式が4WDの場合:13.41km/L
こちらの実燃費情報は燃費情報が集まるサイトであるe燃費からの情報になります。
なので、CX-5ディーゼル車の実燃費として非常に信憑性が高いものと言えるでしょう。
そもそも実燃費はユーザーからの口コミ情報を元に算出される物ですからね。
ということで、CX-5の実際の燃費である実燃費は駆動方式がFFの場合:14.39km/L、駆動方式が4WDの場合:13.41km/Lになります。
そしてCX-5ディーゼル車のカタログ燃費はFFの場合で19.0km/L、4WDの場合で18.0km/Lとなっています。
このことを踏まえて実燃費を見ると、CX-5ディーゼル車の実燃費は決して悪くないということが伺えますね。
さらにディーゼル車ということは、燃料として軽油を使用しますので、燃料代を比較的安く抑えることができます。
それらも踏まえると、CX-5ディーゼル車の実燃費は悪くないというよりもむしろ良い部類だと言えるのではないでしょうか。
ちなみに、実燃費の中でも最大の燃費はFF、4WDの両方で25km/Lでした。
もちろん高速道路等、ほぼ止まる必要がない場所で計測した燃費でしょうが、燃費はこのように使用方法や場所による影響を強く受けます。
CX-5ディーゼル車のエンジン自体がそもそも高速道路を得意としている、ということも要因としてありますが…。
今、新型のCX-5ディーゼル車に乗っていて実燃費が思ったように伸びないと感じている方は、一度走行方法を見直してみるというのもいいかもしれませんね。
2、CX-5ガソリン車の実燃費
引用:https://response.jp/article/2017/02/27/291308.html
新型CX-5ディーゼル車の実燃費が意外にも良い実燃費であるということが分かったところで、CX-5ガソリン車の実燃費はどうなのか。
ディーゼル車タイプよりもガソリン車タイプの方が価格設定が安めなので、こちらの方が気になる方は多いであろうこの疑問について次に紹介していきます。
CX-5ガソリン車の実燃費は以下のようになります。
駆動方式がFFの場合:11.05km/L
駆動方式が4WDの場合:11.63km/L
こちらの実燃費に関する情報は上記同様に、実燃費情報が集まるサイトであるe燃費にある情報がソースなので、やはり信憑性は高いものとなっています。
一般的に言うと4WDの方がFFに比べ燃費が悪い傾向にあるにも関わらず、新型CX-5に至ってはその燃費性能が逆転していますね。
そしてCX-5ガソリン車のカタログ燃費はFFの場合で16.0km/L、4WDの場合で14.2km/Lとなっています。
カタログ燃費から見てもFF、4WDの実燃費も悪くありませんし、そうなるとCX-5のエンジン効率、仕組みが他の車種よりも優秀なのかもしれません。
もちろん、4WDということなので雪道での走行が多く、都市部よりも郊外での走行が多いこと、ストップゴーをむやみに繰り返さないことから、実燃費がFFよりも高くなったという可能性もありますが…。
ただ、こういったことが読み取れるということも、実燃費を知る利点となるでしょうし、面白い所だと言えますね。
ということで、CX-5ガソリン車の実燃費は駆動方式がFFの場合:11.05km/L、駆動方式が4WDの場合:11.63km/Lでした。
新型CX-5のディーゼル車よりもガソリン車の方が価格も安いだけに燃費性能でも劣ってしまいますが、それほど差があるというわけでもありませんし、実燃費は上記でも申し上げたように走行方法でも変わってきます。
そのため、ガソリン車にするかディーゼル車にするかで迷っているという方も、安いからという理由でガソリン車にしても問題は無いのではないでしょうか。
とはいえ、燃料が安く済むというのは魅力的な部分ではあるので、後悔の無い選択をするようにしましょう。
3、CX-5の燃費悪化の原因
それでは最後にCX-5の燃費悪化の原因について、今回の記事では以下の2点に注目し紹介していきます。
- CX-5を乗り続けた結果燃費が悪くなってしまった
- マイナーチェンジ後モデルの燃費が悪化した
まずは、CX-5を乗り続けた結果燃費が悪くなってしまった原因です。
CX-5を乗り続けた結果燃費が悪くなってしまった原因
CX-5を乗り続けていた結果、燃費が悪くなってしまった、と感じている方はXD燃料噴射最適プログラムに問題があることが原因かもしれません。
まずXD燃料噴射最適プログラムとは何なのか、ですがこちらはその名前から察することができるように、効率的な燃料噴射をディーゼル車側が学習していくシステムのことです、
そしてこのシステムは定期的にディーラーに調整を施してもらい燃費効率を最適化しなければ、燃費がどんどん悪くなっていってしまいます。
ということでCX-5を乗り続けた結果燃費が悪くなってしまった場合は、上記で挙げたプログラムが一つの原因であると考えられるのです。
こちらのプログラムがディーゼル車に搭載されているシステムであるため、別にCX-5のディーゼル車に限ったことではありません。
CX-5ではなくとも、ずっと乗り続けているディーゼル車の燃費が他の要因もなく悪くなった場合、XD燃料噴射最適プログラムに問題があり、調整が上手くいっていないということが考えられるため、そういった場合には一度ディーラーの元へ持ち込みしてみてください。
特に、ディーゼル車に初めて乗る!という方が陥りやすい、燃費悪化の原因であると思われますので、車購入の際からきちんと注意して覚えておきましょう。
続いて、マイナーチェンジ後モデルの燃費が悪化したことの原因について紹介していきます。
マイナーチェンジ後モデルの燃費が悪化したことの原因
CX-5のマイナーチェンジ後モデルの燃費が悪化したことの原因ですが、もしCX-5のマイナーチェンジ後モデルの燃費が悪化したと感じている方がいましたら、それは車の仕様変更によるものというよりも車の走行方法等の他の要因が原因かもしれません。
というのもマイナーチェンジが2018年にも行われましたが、その内容の一つに気筒休止技術という技術を用いた実燃費の向上も含まれているからです。
よって良くなることがあっても悪くなることは無いと考えられるため、燃費の悪さが気になっているという方には他の要因があることが考えられるのです。
燃費が悪くなる要因には様々にありますが、一番はやはり走行方法です。
マイナーチェンジ後モデルの燃費が悪化したと感じている方は、一度走行方法の見直しを行ってみてはいかがでしょうか。
「新型CX-5の実際の燃費は?燃費悪化の原因は?」まとめ
今回の記事では新型CX-5の実際の燃費、いわゆる実燃費や燃費悪化の原因について紹介してきました。
CX-5の実燃費についてもう一度まとめると以下のようになります。
CX-5(ディーゼル車の場合)
駆動方式がFFの場合:14.39km/L
駆動方式が4WDの場合:13.41km/L
※カタログ燃費はFFの場合で19.0km/L、4WDの場合で18.0km/L
CX-5(ガソリン車の場合)
駆動方式がFFの場合:11.05km/L
駆動方式が4WDの場合:11.63km/L
※カタログ燃費はFFの場合で16.0km/L、4WDの場合で14.2km/L
これらを見てわかる通り、CX-5の実燃費はカタログ燃費との差もそこまで大きくなく、他車に比べてもそこまで悪くはありません。
むしろディーゼル車に至っては燃料費の安さもありますし、むしろ良いと言えます。
しかし、SUVということもあってか、特段燃費に秀でているわけではありません。
燃費を一番に考えて車を購入する、という方からすれば不満が残ることが予想できますので、こちらの点も覚えておいてください。
コメント
モデルチェンジ前の最後のマイナーチェンジのCX-5に乗っています。総平均が17km/L、高速主体ではコンスタントに20km/Lは出ます。
今回マイーチェンジされたCX-5の燃費、モデルチェンジ時点よりカタログ上は若干UPしていますが、モデルチェンジ前モデルより実用燃費が悪化しているのは確かです。
試乗して燃費計で確認しましたが、同じコースを走って、モデルチェンジ前は約16km/Lに対し約14km/Lでした。改良されたエンジンにも関わらず重量が約50kgUPしたにしても悪化は納得できません。ちなみに2.5Lターボは約10km/lでした。