マツダCX-5の車中泊について注目されています。
今回は新型CX-5の車中泊について解説していきます。
マツダ・CX-5は車中泊できる?
車中泊するには、CX-5で長距離ドライすることになります。
そこで気になるのが走行性能と燃費です。
CX-5はブレーキを踏んで停止すると自動的にエンジンを休止します。
またブレーキを話せば自動的にエンジンを瞬間再始動します。
これにより燃費向上が期待できます。
CX-5の燃費はガソリン車で2WDが16.0km/L前後、4WDで14.0km/L前後、ディーゼル車は2WDで19.0km/L前後、4WDで18.0km/L前後と十分な燃費性能です。
また長距離を運転するとなると、疲れから事故を起こす可能性もあります。
そこで重要なのが安全性能です。
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/safety/?link_id=sbnv
CX-5には次のような予防安全性能が搭載されています。
- アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート
- AT誤発進抑制制御
- マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール
- レーンキープ・アシスト・システム
このようにCX-5では長距離の移動になる車中泊でも安全に運転できる機能が備わっています。
マツダCX-5はリヤシートを倒せばフルフラットとなり大人2人ぐらいであれば寝ることは十分可能です。
思っている以上に居住性が高く、実際にCX-5で車中泊している方も少なくないです。
【マツダ・CX-5】荷室容量
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/interior/?link_id=sbnv
CX-5で車中泊をするにあたって居住性は非常に重要となります。
車中泊する際は荷室を使いますが、肝心の容量はどれぐらいのか見ていきましょう。
CX-5の荷室の寸法は、
- 荷室長(通常時):960mm
- 荷室長(リヤシート可倒時):1,610mm
- 荷室幅:1,040mm(タイヤハウス間)
フロントのシートを一番前まで移動させれば奥行きは1,830mmにまでなります。
荷室の容量はVDA方式でサブトランクを含めて505L、床下収納は30Lとなります。
VDA方式とは、ドイツ自動車工業会での計測方法のことです。
トランク容量計測では200x100x50mm、容量1Lのテストボックスを使用します。
このテストボックスを何個積載できるかをVDA方式というわけです。
つまりテストボックスが収納できない隙間はノーカウントです。
マツダ CX-5には荷室の左右端が、タイヤハウスがありますのでその周辺のスペースを有効活用することでカタログ値以上の容積にすることもできます
これだけではわかりにくかと思いますので、たとえば2列目シートを畳まない通常の状態だとゴルフバッグを4セット積み込むことが可能になります。
ただし、BOSEサウンドシステムを装着している場合はトランクボード下にウーファー内臓ベースボックスを設置するのでラゲッジ容量はその分小さくなるので注意してください。
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/interior/?link_id=sbnv
CX-5のリアゲートは標準グレードだと手動式です。
上級グレードL Packageでは「パワーリフトゲート」という電動リアゲートが標準装備されています。
先進安全装備が充実したPROACTIVEにはオプション設定となります。
パワーリフトゲートをオプションで設定するには、他装備とのセットオプションなので注意してください。
アドバンスドキーのスイッチで開閉可能で、バックドアにはクローズドスイッチが設置されており開閉角度の設定が可能です。
もしものときのために指などの挟み込み防止のセンサーも搭載されていますので安心です。
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/interior/?link_id=sbnv
CX-5は2列シートで乗車可能人数は5人です。
2列目シートは3人掛けとなっており、4:2:4の分割可倒式です。
後部左右座席のヘッドレスト脇の備え付けレバー、もしくは荷室内のレバーを引くことで、各シートを個別に倒すことが可能です。
シートアレンジすることでフルフラットとなり、一人もしくは二人で寝ることが可能となります。
おおよそ180cmのスペースを作ることができますが、大人の男性が寝るとなるとやや窮屈に感じつかもしれません。
加えて多少の段差ができてしまうのと傾斜があります。
CX-5のシート座面は厚みがあるためです。
当然ながらそのままの状態で寝ることは無理です。
マツダCX-5での車中泊の注意点
マツダCX-5で車中泊する際の注意点をご紹介します。
すでに説明しましたが、CX-5は2列目シートを倒せばフルフラットシートとなります。
しかしシート座面に厚みがあるため斜めになってしまいます。
また、多少の段差ができてしまうので、そのままで寝ることは難しいです。
無理やり寝れば…とはいえ、寝心地はよくありません。
なので、厚めのエアマットを敷くなどして対処するのがいいでしょう。
段差と傾斜が嫌だということで嵩上げ台を使ってその上にマット台を敷いて寝床を作るという方もいます。
確かにこの方法なら段差も傾斜も気になりませんね。
2人で寝る場合はホイールハウスの上にマット台をセットすれば広い寝床を確保することもできます。
ただ、その分車内高が低くなります。
天井までの空間が狭くなるので、その点は注意が必要です。
CX-5車中泊で使えるグッズ
CX-5の車中泊で使えるグッズを紹介していきます。
【DC12V/120W電源ソケット】
CX-5にはフロントとリヤにDC12V/120Wの電源ソケットがついています。
これを利用して扇風機やサーキュレーターを活用するといいでしょう。
特に夏場は冷房をかけっぱなしで寝てしまうとバッテリーあがりの恐れがあります。
車中泊で快適に寝るには冷房つけっぱなしではなく送風をうまく使うことで、バッテリーあがりを防止できて快適に寝ることが可能です。
【車載扇風機】
車載扇風機があるのをご存知でしょうか?
扇風機と効くと夏にだけ使うものと思いがちですが、実は冬でも使えるアイテムなんです。
冬場に車中泊する場合、ヒータをつけるとなると送風によって乾燥する可能性があります。
そこで活躍するのが車載扇風機です。
25S L PackageとXD L Packageのみ標準装備ではありますが、シートヒーターを使えば、あとは車載扇風機を使って空気を循環させる。
こういった使い方ができるのです。
ちなみにシートヒーターはPROACTIVEだとオプションです。
しかも単体で装備することはできず、ドライビングポジションサポートパッケージを装備しなければいけませんので、その点は注意してください。
【エアーマット】
CX-5で車中泊するなら絶対欠かせないのがエアーマットです。
空気を吸い込んでふくらませるベッドのことで、厚みがあり段差があっても気になりません。
エアーマットを選ぶ際はぜひいいものを購入したいところです。
というのも、あまりにも安いエアーマットだと、空気抜けがあったり膨らませづらいなどの商品が多いです。
エアーマットは妥協しないほうが良いですよ。
【プライバシーサンシェード】
窓を防いで光がもれないもの、遮熱効果があるものを選ぶと良いです。
CX-5のアクセサリーカタログには、CX-5オリジナルのサンシェードが用意されています。
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/accessories/?link_id=sbnv
フロントのみは9,720円、サイド・リヤのセットは43200円となります。
まとめ
以上、マツダCX-5の車中泊についてでした。